今週のお題「方言」
私は、大阪生まれの大阪育ちやから、一生大阪弁は抜けへんやろなあって、おもてます。
大阪を旧国名でゆうと「摂津」「河内」「和泉」に分かれますねん。
私は、「河内」に属します。河内のおっさんの歌です。
もっともハードな大阪弁を操るのは「和泉」ですな。
おそらく世間様の大阪のイメージ、こちらやと思います。
そう、じゃりん子チエとかキヨハラ的な・・・
ラテン大阪って言われとります。
私の個人的な話になりますけど、岡山に移住したのが7年前、その3年後に大阪へ帰ってきて、また大阪で仕事してるんやけど、途中、倉敷在住の交際相手と結婚して、ずっと通って、週末地方ぐらしを続けているわけですねん。
結婚して2年半、まだ一度も嫁と同居したことありまへんねんで。
すれ違いが理由で離婚って話ありますけど、そんなんうちらはどないなんねんって話ですわ。
怒るでしかし。ハハハ。
失敬、テーマは方言でしたな。
関西芸人さんの活躍のおかげで、いまや、どこにいっても関西弁って許容されますねん。
いや、ちゃうねん。
実は、そうでもないらしいねん。
福岡に転勤した友人が、ぼやいてましたわ。
福岡の人は関西弁に拒否反応示すらしいんですな。
聞いた話でっせ。ほんまかどうかは知りまへんわ。
「関西弁は、すかん。
そんイントネーションば、腹たつわww」
友人は営業マンなんですな。
当然、自分なりに標準語で話したわけでっせ。
でもお客さんに面と向かって、こんなん言われたそうですわ。
冗談かもしれんけど。
福岡ゆうたら、日本五大都市の一角です。
そんプライドば、反発心になるばってんタイ。
で、岡山はどうか。
これがまたごっつ優しい。
もともと中国地方の中ではもっとも関西に親近感をもつ土地柄です。
岡山出身の芸人さん、千鳥や次長課長も、関西芸人とつるんでるわけです。
でも大阪から来た人には、あんまり岡山弁で話しかけてもらえません。
そこが残念やなあと思うのです。
たしかに岡山弁はなかなかハードな方言ですわ。
免疫がなければ、ギョッとしたり、頭が?になったりするかもしれませんな。
はよしねー (早くしてください)
もんげーうめー (とても美味しい)
ぼっけーきょーてー (とても怖い)
岡山にしかない言葉もありますねん。
うったて とか
漢字を書くときに、最初に力を入れるところのことらしい。
そんなんに一般名詞がついてるなんて、びっくりぽんやわぁ。
いや、でもね。
ええと思いますよ。方言。
たまにでもええんです。
たまに、方言で話しかけられたら、距離が近くなったなあって感じがするんですわ。
うちの嫁と初めて会ったとき、 彼女は臆することなく、バリバリの岡山弁で話しかけてくれました。
2時間の飲み会の間、ずっとそうでした。
あ、なんか心許してもらってる・・・
そんな心が暖かくなる経験は一生残るもんです。
みなさん、もっと方言を話しまひょ。
あ、忘れてました。
大阪人ですさかい、話には、落ちつけなあきまへんねんな。
大阪人あるあるーっっ!
大阪人が遅刻してきたら、とりあえず絶対こういいまんねん。
ちゃうねん!
そしたら、まわりがこうツッコミますねん。
なにが、ちゃうねん!
これは鉄板の様式美でんな。
話に中身なんてほんまはいりまへんねんで。
*この記事は加野屋の新次郎さんの口調を思い浮かべて、脳内再生することをお勧めいたします。